2015年10月25日
兵庫県たつの市の名誉市民でもある筝奏者、森川浩恵氏のnewCD「橘」のために描いた絵です。万葉集の歌「橘の下に吾を立て下枝取り成らむや君と問ひし子らはも」からパッツン髪女子の恋の駆け引きをイメージして欲しいということで、橘の花と、平安時代の女性を描いてみました。肩には謎の鳩。お顔は森川さん似。CD入手は森川浩恵氏ホームページ http://www.hiroemorikawa.com/
ジャケットと盤面。ひらがな文字は小林東雲先生の書
10月25日:森川浩恵さんのCD発売記念ライブに行ってきました。ギター佐藤克彦氏、ピアノ横山たかこ氏。蘇州夜曲やsally gardenなど森川さん好みの楽曲を集めたカバーアルバム。アレンジも和風でよい感じです。はるばる兵庫から毎月、東京にも数日間滞在、活動中です。皆様も是非、機会を得て彼女の超絶技巧かつ美しい筝の調べを聴いてくださいね。彼女の音楽を聴くと、日本の伝統的な文化の凄さを、ものすごく身近に感じることができます。今日の歌も着物も素敵な浩恵さん、ありがとうございました!
2013年10月07日
胡弓奏者・若林美智子さんのnew CD「素宇流(ソウル)soul 祈り」のジャケット、盤面一式をデザインしました。若林さんは富山県の風の盆の町流し「越中おわら節」で有名な、若林流宗家でもあります。
「素宇流(ソウル)とは、素直に宇宙に流れる魂の音を表現する媒体でありたい…」と言う若林さん。さまざまなアーティストとも共演を大切にしているミュージシャンです。このCDも、ご自身のユニット「亜人亜(アリア)」のメンバーのほか、ゲストに朝崎郁恵さん(奄美唄者)、高橋全さん(ピアノ)らも参加。河が流れるような胡弓の心地よさに朝崎さんの魂を感じる唄があいまみえ、素晴らしいアルバムにしあがってます。
今回もこの機会を与えてくださったCDエンジニアでもある高橋全さん、それから素晴らしい写真を撮ってくださった小見哲彦さん、そして若林さん、どうもありがとうございました!!
写真/T. Komi
2013年09月22日
9/20は、長瀬正典さん&椎名雄一郎さんのサックス&パイプオルガンコンサート/Air Bach CD発売記念/をご招待されたので見に行った。会場は浜松の駅隣接のアクトシティホール。たった2人であれだけのお客様を入れてしまう実力はやはり圧巻でした!長瀬さんのサックスは、河が流れるがごとくしなやかで優しい音色、それにパイプオルガンの重層な音が重なり、厳かで非常に心地よい空間をつくっていた。不覚ながら、私はその音に涙してしまった。
安土桃山時代、豊臣秀吉はパイプオルガンを初めて聞いて涙したという逸話が残っている。感動する音というのは時代を超えるのだろうか。
会場にはこのCDを録音した軽井沢コルネのO氏夫妻も訪れていた。久しぶりの再会で、ご挨拶できてよかったです!そして、このCDの録音、編集は高橋全さん。自らも素晴らしい音楽家でもあります。この一連のデザインに関われたこと、心より感謝しております。長瀬さん、どうもありがとう!椎名さん、今日もお疲れ様でした!画像はCDジャケット、ちらし、パンフレット。
写真;t.komi
2012年05月04日
リコーダー奏者、吉澤実先生のCDパッケージをデザインしました。
「クリスマスパストラーレ」 2012年
「グリーンスリーブス」2010年
*写真;聡明堂
2009年07月12日
笙(雅楽)奏者の伊藤えりさんの初プロデュースCD「祈りの海へ・・・きぼうのいえ・めもりある」が5月にリリースされました。CHONTOがアルバムデザインを担当。写真は友人の聡明堂さんです。
このCDはホスピス支援として作られたチャリティCDで、ピアノの高橋全氏、朗読に江原啓之氏の他雅楽関係者も多数参加したCDです。
下の画像は、クリックで拡大します。