2010年06月19日
先日、携帯電話の機種変更したら、制度が変わったらしく予想外の金額を取られてイタイ思いをして日が浅い。私は新し物好きでデジモノも好きだけど、携帯は電話以外はほとんど使わず、今はゲームもしない。携帯電話を持ったのは仕事柄かなり早かったけど、創世記のころは、まさか17年後こんな世の中になるとは予想していなかった。。。今,、電車に乗ると95%は携帯やゲームをやってる人ばかりになった。外国人から見たらきっと異様な光景に違いないと毎日思っている。
そして、私の生活の中でも、寂しすぎる人間関係になったと思うことが増えた。
例えば仕事で知合った集団にいる時、休み時間にお互いに世間話なんかしないで、それぞれが携帯をいじってメールしまくって誰一人お話相手になってくれそうもなかったり。久しぶりに集まった友人どうしの食事会なのに携帯ばかり見る人がいたり。また、子供の集まりを見ると遊ばないでそれぞれがゲームボーイに没頭していたり。まともな人間関係が作りにくくなってきてしまっている。
しかし、今、残念ながら、日本ではそれが普通の光景なのだ。
テレビゲームやインターネットでの検索(ネットサーフィン)もそうだけど、こういうネットデジタル関係の画面ものは脳に対して麻薬のような依存性・常習性があると思う。やらずにはいられなくなる。自分で考える前に検索してしまう。自分自身中毒になりかけたこともあるからこれは実体験からの見解だけど。昔、TVが普及したときよりも依存体質・受容体質になりやすいのだろう。特にTVゲームは幼い子供に対して悪影響があるのは明らかなのにその研究もあいまいで、誰もストップをかけようとしていない。日本では脳科学の研究者までがゲーム開発のために協力しているので、将来の展望は全く明るくないだろう。
みんな外に出て、機械を持ち込まず、お互いにもっと普通にお話をしようよ。。。
ほんの30年前まではそれが普通だったのに。
まだTVゲームもここまで普及してなかったし幼い子供がやるものではなかった。携帯電話も20年前は重すぎて携帯できるかんじではなかった。インターネットももっと遅くて使い物にならなかった。
この30年、ものすごいスピードでこの分野だけなぜか異様に発達した。というより皆が必要を感じていたから力を入れたのだろう。
おかげで、すごく便利になったけど、世の中すごくゆがんできてしまったように思うのは私だけではないと思う。後戻りはできないので、せめて場をわきまえた使い方とか、そういう教育を子供から大人全ての人にもっと徹底していかないと、日本がダメになる日も近いと思う。。