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中尊寺に行きました

世界遺産である中尊寺・毛越寺に大学時代の友人らと行ってきました。中尊寺の建物は焼け落ちても平安時代そのままの息吹を感じる素晴らしく美しい自然環境で、いまだ脳裏に焼きついている。8月に東京ディズニーランドに行った時に感じた、人々の笑顔と平和。今回の旅行では、お寺がある平泉という町全体からそれを感じた。
私が旅行中にパリでは同時多発テロが勃発し、世界中が不穏な動きになってきた。奥州藤原氏はすでに平安時代に於いて、それまでの酷い戦争を経験し、勝利後はとてつもない環境破壊を引き起こす戦争のない平和を願って、極楽浄土の国を奥州にという思いから、中尊寺を建立したとパンフレットに書いてあった。鎌倉の頼朝に滅ぼされるまでの約100年間は平和を維持し、都から様々な職人も流入、美しい文化も生まれた。
中尊寺というのは、静かで穏やかな環境、森林が生い茂りそこに動植物が集い、人間はその一部として住まわせていただいているという気持ちを、世界発信できる場所なのではないかと思う。6

2015年11月17日 カテゴリー:文化・芸術