2011年01月23日
2010年12月28日


水墨画でのライブペイントパフォーマンス。 photo/T. Komi
2010年12月25日。渋谷のthe soul of seoul のクラブイベントにて。

出演者の方々。ダンサー、和太鼓、DJ、蛍光アート。。。
2010年11月13日
大学勤めの時にお世話になったK先生米寿お祝いの会に行った。K先生はちょっとゆっくりなしゃべりになったけれど相変わらず、皆に聞かせるお話は面白
かった。
戦争末期では医療器具も薬も少なく、被弾した者は切断以外の治療しかなかったので、滅菌もままならない環境の中、毎日そんな手術やどうしようも
ない怪我や病人ばかり診ていたので、もう臨床はやめて研究の道に入ろうと決意したという。また、軍医の上司で戦闘機の操縦もこなす方がいて、飛行機に乗っ
ている時の血圧や血液など航空機環境が人体に与える影響状態を調べたりしてることを知り、面白いと思ったこともきっかけだったらしい。その後、その方とはK
先生がJ大学に教授として赴任した時に、公衆衛生の教授になっていて、再会したという。
また、横須賀の海軍にいたころ、特攻隊に志願してくる人たちを夕日の中で見送り、申し訳ないという気持ちがずっと心の中にあった。50歳のころ
仕事に余裕もできたので町の合唱団に誘われ、入団したところ偶然にもモーツアルトやベルディのレクイエムを定演でやるような合唱団だった。そのとき自分が
このような鎮魂歌を歌うのは、あのとき見送った人々に捧げるためと思い、仕事が忙しくても休まず通ったと、時々涙を流して語られてたのが印象的だった。
そのようなお話を今日K先生から直接お聞きできたことを私はとても幸せだと思った。
2010年11月04日
津軽三味線、和太鼓、Guitar、Bass、Drumとサポートのkeyboard、尺八などの編成のフュージョンバンドSoothe。独自路線で日本のメディアだけでなく世界進出も果たしている新進気鋭の注目バンド。
ノリの良いオリジナリティあふれる楽曲とそれを弾きこなす若いパワーもさることながら、津軽三味線の人の余裕たっぷりの演奏スタイルには何か独自の風格を感じた。ライブ会場にはふだんはあまり見かけない客層…子供たちもたくさん。演奏者たちは家元や先生だったりするらしいので、お弟子さんたち?なのでしょうか。さかんに声かけてました。Sootheのように世界でも活躍する人達が出ると、子供たちも夢見れるので、津軽三味線や和太鼓をやりたい人も増えて裾野ももっと広がっていくのだろうと思いました。。
ゲストに、あの吉田兄弟(弟さん)が出てきて、W三味線となり、かなり盛り上がる。三味線も流派で弾きかたのスタイルや音がかなり違うということを初めて知る。打楽器は最初から和太鼓とドラム(洋楽)のツインで最強でした。
日本で発展してきた音楽文化の奥深い世界と可能性の広さをあらためて感じ、本当に素晴らしいライブでした!!
2010年10月30日
10/27(水)、県立相模原高等学校 に水墨画の特別講義に行ってきました!
高校3年生の選択科目(文系)の独自カリキュラムで、約20名の皆さんに竹を描いてもらいました。若いパワーってすごいなあと思いました。たった2時間弱でも、彼らは貪欲に私の話を聞き、かなりの集中力で基本的な運筆を学び、次々と竹の描き方を自分のものにしていきました。皆初めてなのにすごく興味を持って一生懸命描いてくれました。出来栄えは本当に初心者とは思えぬ素晴らしい作品でした。水墨画は心を写す絵ですが、皆さんの素直なさわやかな感じが絵にも表れていました!!生徒さんの作品写真撮っておかなかったのがとても残念。その講義の次回講師はJAZZの女性ボーカリストの方でコスモスをテーマにした楽曲を披露してくださるそうで、コスモス畑と周辺の山々の簡単な描き方も伝授。
みんなが描いた絵が彼女にも上手く伝わるといいなあと思います。
私の前は舞台女優さんの講義だったそうで、そんな人たちのお話や実技を受けられる高校生たちがとても羨ましいです。この経験がこれからの人生に少しでもプラスになればいいなと思います。私も高校生の時、こんな授業してくれる先生や学校に出会いたかったデス。
なお、この講義ではPTAの方々にも大変お世話になり準備や道具類の調達など、きめ細かくサポートしてくださり、大感謝です。県立相模原高校のK先生、校長先生、こちらこそ貴重な楽しい経験をさせていただき、ありがとうございました!
