2015年02月27日
「御用船帰還せず」(相場英雄著)。綱吉の時代、勘定奉行 荻原重秀は窮迫する幕府の財政の建て直しを図るため、密かに自分の隠密組織「微行組」を結成。重秀の野望を影でささえる。
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2015年02月27日
荻原重秀。江戸の元禄時代、徳川綱吉が将軍の時に活躍した勘定奉行。優れた経済観念を持ち、貨幣改鋳など様々な経済政策を行った。検地や悪徳代官摘発で頭角を現し、若くして勘定吟味役に出世。
元禄時期、商業が発展し、流通貨幣が減少。そこで重秀は金の含有量を減らした小判でデフレーションからの脱却を計り、幕府財政の危機を救うことを提案する。
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2015年02月26日
「御用船帰還せず」(相場英雄著)。この物語の主人公。荻原重秀に仕える下級旗本。柔術に長け、重秀の個人的隠密組織である微行組の頼れるリーダーとして様々な難題を実行してゆく。
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2015年02月26日
新井白石。江戸時代中期の儒学政治家。荻原重秀には深い敵対心を持つ。
長い浪人生活で、腰の低い若者であったが、次期将軍徳川家宣の顧問になってからは力をつけ、荻原重秀を窮地に追い込む画策を計る。
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2015年02月24日
荻原重秀が勘定奉行吟味役になり、数々の不正役人の処分が実行された。これに不振をいだいた北町奉行所与力の柳田は、部下の高木とともに荻原重秀の周辺捜査をする。
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